一方、福祉サービスと保健・医療サービスを同時の必要とする住民も増えてきており、福祉部門と保健・医療部門との連携が求められてきている。特に、地域の医療機関との連携は、在宅介護をしていく上で欠かすことができない。このため区が提供する在宅福祉サービスと医師会などの医師団体や各医療機関の医療サービス、さらに区民の自主的な福祉活動なども合わせ、地域ぐるみでの地域福祉体制の確立が求められるところである。福祉情報システムは、この地域型福祉サービス推進のための基盤を図るものの施策の一つである(図2-1-6参照)。